ゆるい三十代女の書き捨て日記

底辺人間がデキ婚して育児しながら書く日記です。

30w0d、ソフロロジーって知ってますか?

たまごクラブに載ってて調べてみたのがソフロロジー。
超大手雑誌に取り上げられてる割には関連書籍があまりない。
痛くない?赤ちゃんがきれいなピンク色?
なんだかよくわからんので、本を一冊買って勉強してみた。

やっぱり陣痛って怖いじゃない?
鼻からスイカとか言うし。
痛みで気絶する人もいるし。
叫ぶほど痛いとか、骨折より痛いとか。
尿結石や痛風が同レベルの痛さとか言うけど・・・それをほぼ全ての母親が経験しているすさまじさよ。
だから、自分も耐えられるはずではあるんだけど、やっぱり怖い。
そもそも、出産自体怖い。
赤ちゃんに会えるのは楽しみだけど、血圧下がって危険な状態になるとか、大出血しちゃうとか、異常旋回でパニクって緊急帝王切開とか、会陰切開も怖いし、肛門の方まで裂けまくっちゃう人もいるっていうし。
絶対安全とはいかない。母子ともに。リスクは必ずある。

案ずるより産むが易し・・・なんてことわざもあるくらい、みんな怖いよね。
で、ソフロロジーですよ。
ソフロロジーってのは、リラックスして前向きに余裕を持って生きるってテクニックで、それを出産に応用したのがソフロロジー式出産法というものらしい。
独特の呼吸法とストレッチをして、リラックスをする技術を練習し、イメージトレーニングをして、楽しく落ち着いてつるんと産むんだって。
痛いは痛いけど、あー痛いわーこの痛みがまさに今赤ちゃんを押し出してるーって感じで冷静で居られる程度らしい。

自己暗示とか、喜びのパワーとか、母子一体感とかそういう言葉も登場するので、ヨガとかそういう雰囲気もあるね。
スピリチュアリズムにアレルギーのあるタイプの人には向かないかもしれないけど、基本的には誰にでもできるとのこと。
東洋的なインスピレーションをすでに得ている日本人は、ヨーロッパ人より得意らしい。
ヒッヒッフーのラマーズ法は、力が入ってしまうんだって。



と、いうわけで、ちょっとイメージトレーニングやってみた!
ソファに座ってあぐらをかき、YouTubeでリラクセーション系の音楽をかけて、呼吸を整えながら、出産をイメージ。
病院の分娩台・・・隣に夫がいて、優しく私の手を握り、髪を撫でてくれている・・・
押し寄せる陣痛。細く長く深い呼吸をして、痛みを見つめる。
お腹の赤ちゃんも、胸の前で腕を交差させ、産道を通る準備をしているのを感じる・・・少し緊張してるのかな・・・大丈夫だよ。
私は痛みを支配できている。
額から汗が流れるも、呼吸は乱れない。
陣痛の合間には、全身の力を抜き、身体に血が巡るのを感じる。
そしてまた陣痛。
痛い。痛いけど、この痛みが赤ちゃんを押し出す。
私は子宮の収縮に身をまかせるだけ。
ああ、この痛み。本当に、もうすぐに赤ちゃんに会えるんだ。
何ヶ月も、ずっと一緒にいたけど、繋がっていたけど、やっと声が聞けるね。顔が見られるんだね。
嬉しい!大好き!


・・・とかイメージに入り込んでいたら、感動して涙が超出てきた。
そして寝てた。30分くらい。
ちょ、どんだけリラックスしてんの!
私、超才能あるかも!!初めてでこの効果!
やばい・・・これはソフロロジーで産むしかない。
次の健診で病院にさっそく相談だ!
まぁ痛いは痛いだろうけど、せっかくなんだから試してみたいじゃない。
うまくいかなくてテンパったらラマーズ法に切り替えればいいのよ。ダメ元ダメ元!